看護師は体力が必要不可欠

看護師は立ち仕事が多く、十分な体力をつける必要があります。体力がないと、手術に立ち会ったり、患者を支えたりすることができなくなってしまいかねません。免疫力が落ちて、感染症にもかかりやすくなるので注意しましょう。まずは、適度な運動を行うことが大事です。仕事が休みの日に、スイミングやジムに通う方法が挙げられます。専属のトレーナーがつくため、体力作りのアドバイスをもらえるでしょう。また、日ごろからこまめに歩く運動習慣を身につけるのも1つです。特に、階段や坂道を上ると効果が高く、体に負荷がかかることで体力がつきやすくなります。職場に階段があるなら、積極的に利用しましょう。少し汗ばむ程度の運動ならば、新陳代謝がアップして疲労回復に有効です。

体力をキープしたいなら、食事内容に気をつけましょう。栄養バランスが崩れないように、糖分と脂質は控えめにして、ビタミン類とタンパク質を意識的に摂ることが重要です。糖分と脂質を過剰に摂取すると、太りやすくなるので気をつけます。ご飯やパンといった主食の分量を調節して、フライなどの揚げ物を控えましょう。ビタミン類は野菜と果物のほかに、サツマイモやジャガイモなどのイモ類にも含まれています。イモ類のビタミンCは熱に強いので、栄養を損なう心配がありません。また、タンパク質は肉や魚、玉子や乳製品のほか、大豆にも豊富に含まれています。タンパク質が足りないと、筋力が衰えるので要注意です。